スタイリッシュ・エイジング(格好よく老いる)

9月は祝日に「敬老の日」があることから、全国各地で「敬老会」の催しが、開催され、「敬老の日」にちなんだ、マスコミの記事も多く掲載されていましたので、「日本の高齢化」について考える事が多い月となったのではないでしょうか。

「敬老の日」とは、国民の祝日に関する法律において「多年にわたり社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とし、昭和41年9月15日に制定されました。
平成15年より、ハッピーマンデー制度により、「敬老の日」は9月の第3月曜日となりましたが、平成15年以前は、9月15日と定められていました。

9月15日という日程については、昭和22年9月15日に、兵庫県多可郡野間谷村で、村主催の「敬老会」を開催したのが、「敬老の日」の始まりとされており、9月15日は、農閑期にあたり気候も良い9月中旬ということで定められたようです。(出典Wikipedia)

総務省の『統計からみた我が国の高齢者(65歳以上)-「敬老の日」にちなんで』によると、総人口が21万人減少する一方、高齢者は57万人増加し、総人口に占める高齢者人口の割合は、27.7%と過去最高となっています。また、90歳以上の人口が初めて200万人を超え、日本の高齢者人口の割合は、世界最高となっています。

すでに「高齢化社会」となっている日本において、高齢者の生き方のひとつとして「スタイリッシュ・エイジング」(格好よく老いる)が話題となっています。
「スタイリッシュ・エイジング」とは、ジョンソン大統領の報道官を務めた女性、リズ・カーペンターという人が提唱した言葉だそうです。そして「スタイリッシュ・エイジング」の三則を提唱しています。
“ 1.招待を断るな  2.どんどん人をもてなせ 3.恋をせよ ” 

年をとったからといって、ひきこもるのではなく、若いころと同じように、むしろ若いころに比べ、自由な時間を持つことができるからこそ、社会と関係を自分なりに持ち、自分の健康は自分で管理し、自分の体調や生活スタイルに合わせて社会参加することが、それぞれの「スタイリッシュ・エイジング」となるのではないでしょうか。

それぞれの「スタイリッシュ・エイジング」を実現させるためにも、若年・壮年期の健康維持が重要となってきます。データ・ヘルスケア・イノベーションJapanは、若年・壮年期の健康維持に重要なヘルスケア情報の「連携」共有を促進することを、微力ながらお手伝いすることで、新たな健康維持サービスの創生を目指して参ります。

2017年9月吉日

データ・ヘルスケア・イノベーションJapan

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